INTERVIEW vol.3

介護職としての成長意欲がわく、明るくて活気のある素敵な職場に出会えました

介護職C.A.さん

飲食店、受付、営業事務職を経て4年前に訪問介護事業所で介護職としてのキャリアをスタート。介護職としての幅を広げるため住居型有料老人ホームに正社員として転職し、資格取得や職場でのステップアップを目指して勉強しながら日々のケアに励んでいる。
社会福祉法人三幸福祉会　杜の癒しハウス文京関口ご勤務

介護の仕事に興味を持ったきっかけや、前職について聞かせてください

以前、葬儀会社の営業事務をしていた際、同僚に介護職の経験がある人がいたことが介護に興味を持ったきっかけです。その同僚は、ご年配の葬儀参列者が移動される際にさりげなく手を添えてサポートができるなど、「きちんと配慮ができる人」と社内でも評判でした。それがとても素敵で、私も挑戦してみたいなと考え、前職の訪問介護のお仕事に就きました。
あと、一生していく仕事は何かなと考えたとき、人と接する仕事で何か専門的な知識を持って働きたいと思っていたことも大きかったです。

訪問介護ではご自宅というプライベートな空間に入らせてもらい、ご利用者様それぞれの特徴などを覚えるのが楽しかったです。そして何より、介護は感謝の言葉をたくさんいただける仕事なのだなと、大きな魅力を感じました。

訪問介護からの現在の住居型有料老人ホームへ転職を考えた理由は何でしょうか？

前職の訪問介護で「介護職員初任者研修」や「介護職員実務者研修」を受講すると、他の受講者は住居型で高齢者介護をしている人ばかり。積極的に交流するようにしていたのですが、話を聞いていると、同じ「介護」でもずいぶん違うことをしているな、知らないことがまだまだあるなと感じたんです。
私が携わっていた訪問介護は障害者の方が対象で若い方も多かったので、高齢者介護も経験して介護職としての幅を広げたいと考えました。施設での介護の環境も知りたいという気持ちがわいてきたんです。

仕事の幅を広げるために転職を考えたんですね。その際にベネッセMCMを利用されたのはなぜでしょうか？

4年間の訪問介護の経験がありましたが、どの程度の給与を望んでいいのかわからなくて。そこをプロの目で見て、客観的に示してもらいたいと思いました。また長く勤めたいと思っていたので、福利厚生などがきちんとしている職場で正社員として働きたいと思っていたのですが、あまりにもたくさんの施設や介護の会社があって。福利厚生面だけでなく、キャリアアップや会社の風土など、総合的によい会社や施設をピックアップしてもらえたり、考え方を明示してもらえたので、正直よかったと思います。もちろん私自身も選ばれる立場ですので、求められる人物像やスキルなど、求人票だけでは伝わらない細かな点なども教えてもらい、どういう環境や働き方が自分に向いているのかなども考えられ、とても参考になりました。

転職活動で印象に残ったことはありますか？

実は当初、介護福祉士の試験準備のため、仕事量をコントロールできるよう紹介予定派遣や看護助手の派遣のお仕事も視野に入れていました。ただ、なかなかそれら選択肢の中で自分が働いている具体的なイメージがわかなかったんですね。そんな中で、「こんなところで働くのはどうでしょう。目標になるような会社の仕事を見ながらだと、勉強のモチベーションもあがりますから」と正社員の仕事の情報をいただいたのですね。私自身も「将来的に正社員としてこんなところで働けるかもしれない」とイメージがわき、興味を持って調べたことで、多少勉強が大変でも、今勤務している会社の正社員という働き方が自分に一番しっくりくるな、という考えにたどり着きました。
介護福祉士の資格の勉強も、転職活動も悔いのないよう行いたかったので、履歴書の準備や面接の準備も含め、スケジュール管理や段取りもしっかり行いました。コンサルタントの方からは、それらの工程をみてとても褒めてもらい、自信をもって前向きに取り組めました。面接についてのアドバイスも、自分では見えていなかった長所を伝えてもらったり、面接をされる方はたくさんの方を見てきていらっしゃるから、表面的に取り繕ったりせず、私自身のそのままの言葉で伝えたほうがよいですよ、と言ってもらい、緊張も解け、ありのままの自分を出せたように思います。

自信を持って転職活動をした結果、入職を決めた住宅型有料老人ホームの雰囲気はいかがですか？

スタッフみんなが明るくて活気のある雰囲気で、本当に入って良かったなと実感しています。スタッフ同士で「◯◯さんは、こういうことを頑張っているよね」という会話をしょっちゅうしているんですよ。それも、休憩中や終業後など仕事を離れた普段の会話で。こうしたほめ合う環境がとても素敵だし、居心地がいいですね。みんなが気軽に話せるので、ご入居者さまに関する情報共有も積極的にできています。
このような環境があるのは、360度評価といって、上司を含めて全員が全員に評価をつける制度があるから。頑張っている人や、一人ひとりのいいところをみんながきちんと見てくれているんです。頑張ったことをきちんと評価してもらえるのって、やっぱり嬉しいですよね。モチベーションを高く保って、仕事に取り組めています。
今の会社は、ケアスタッフの離職率が圧倒的に低い法人だと紹介され、色々自分でも調べて、学びのたくさんある職場だと思い、転職を決意したのですが、その選択に間違いはなかったようです（笑）。

とてもいい雰囲気の職場なのですね。さらに学びを深めていらっしゃると伺いました

行うケアの理由や、何が最適なケアかを考えて行動すること、そしてそれを一人で考えるのではなく、チーム・スタッフ同士で情報共有し判断することを学びました。これは介護だけでなくどんな仕事にも必要なことですが、改めて気づくことができましたね。
担当しているフロアでは、ほぼ自立での生活を送られているアクティブな方も多いんです。だからお話を聞かせていただいたり、アドバイスをいただくことも。そういったご入居者さまとのコミュニケーションの中で、私自身の生き方や接遇マナーなども日々見直しています。
また、職場には想像していた以上に幅広い年齢の人がいます。新卒入社から、定年後にパートに来ている地域の方までさまざま。みんなさっぱりしていて風通しが良いので、“年下の上司”というパターンでも、とてもうまくいっています。いろんな人と話すことで自分の世界が広がっていく実感がありますね。

そんな素敵な環境で、今後はどのようにステップアップしていきたいのでしょう？

直近の目標としては、介護福祉士の資格を取得することです。長期スパンでは、認知症の方との関わり方や、医療的なケアについても並行して勉強し、先輩方のようにご入居者さまのことを熟知できるようになることを目標にしています。そして、職場ではフロアリーダーへのステップアップを目指したいです。現在3つのフロアそれぞれにリーダーがいるのですが、やはり頼りになるし、かっこいい！　私も周りにそう思ってもらえる人になりたいと思っています。
また、月に2日は必ず休みたい日に休める制度があり、有休と組み合わせた連休も取れますし、来年からは勤続年数に応じたリフレッシュ休暇も始まるんです。今後は休暇を利用して旅行なども楽しみながら、明るくて素敵な職場で長く働いていきたいと思います。