一日の大半を過ごす職場を
どのように選ぶかは、とても重要です。
あなたの就職活動がより有意義なものに
なればと、「職場の選び方」について
おまとめいたしました。
超高齢社会に突入した今、介護サービスの需要はかつてない高まりを見せています。訪問サービス、通所サービス、居宅サービス等、介護保険が適用されるサービスの種類も多様化し、介護の仕事を志す人の活躍の場も広がりました。
ここでは、自分に合った職場を選ぶために押さえておきたいポイントをご紹介します。
「思った以上に夜勤シフトが多く、配置人数がすくないこともあり、体力的につらい…」
「仕事はやりがいがあって充実しているけれど、手取り収入が思いのほか少なくて生活がきつい。」
「ご入居者からの要望や感情に振り回されてしまい、介護の楽しさがわからなくなってしまった。」
職場のウェブサイトの情報だけを鵜呑みにしてしまうと、自分のイメージとのギャップがうまれてしまうこともあります。「もっとご入居者とふれ合いたいのに」「ゆっくり休憩もとれないなんて」といった、入社後の不満を回避するためにも、職場見学や口コミサイトからの情報や人材会社からの情報なども参考にし、ご自身の希望とのマッチ度を充分に確認しておきましょう。
介護職員の転職理由で上位にあげられるものとして「待遇・給与に不満」という理由があります。面接の場では、給与や福利厚生に関する質問はしづらいもの。とはいえ、長く働く会社であれば、募集情報に記載されていない情報も確認しておくことをオススメします。昇給・昇格の仕組みは?福利厚生の充実度は?など、特にご自身が重視する部分は確認をしておきましょう。
単に給料が高いから、家から近いから、という条件だけで転職を決めるのは危険です。納得感をもって長くため働くためにも「この転職で重視していることは何か」ということを整理しておくことは大事です。例えば「収入アップも魅力だけど、まずは家族との時間確保は外せない」という軸をお持ちであれば、判断に迷ったときでも自信をもって決断できるはずです。
高齢者の生活を支援する介護施設には、「入所型」と「通所型」があり、提供するサービスの違いによって仕事内容も異なります。代表的な5つの介護施設について、特徴を見ていきましょう。
特別養護老人ホームは、在宅での介護が困難な、要介護の高齢者が入居できる施設。入居基準は原則として要介護3以上で、終の棲家として入居する人がほとんどです。入浴や排泄の介助を主とする身体介護のほか、食事や機能訓練などのサービスを提供します。
特別養護老人ホームは、おもに自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設であり、職員の処遇が他の施設に比べて充実していたり、福利厚生に力を入れていることも多いようです。
身体介助以外の業務においては、介護系の資格をお持ちでない方の受け入れにも積極的です。幅広い人材に門戸を開いていることも人気の理由のひとつです。
介護老人保健施設(通称:老健)は、医療法人や社会福祉法人などが運営する施設です。慢性期の患者に対して、入浴・排泄などの介助サービスのほか、医師によるサポートや食事・生活支援サービスなど、専門家によるリハビリを提供します。在宅復帰が最終的な目的なので、入所期間は原則3ヵ月程度です。
給与などの待遇は平均的ですが、自宅復帰を目指す方が多いこともあり、比較的介護度の低い利用者が中心であり、身体的な負担が少ない施設もあるようです。
介護老人保健施設では、リハビリを経て、在宅復帰しようとする患者をサポートできる喜びがあります。多職種が連携して働いているため、チーム医療・介護のやりがいを感じることができます。
有料老人ホームは、民間企業が運営する高齢者のための住宅です。民間企業が運営していることもあり、施設の設備や特徴のあるサービスに力を入れている企業が多数あります。ご入居者の健康状態に合わせて、丁寧な介護サービスを実施することはもちろん、医療処置が必要な方の受け入れや、リハビリテーションに力を入れている施設も増えています。
有料老人ホームは、民間企業(大手グループの企業も多数)が運営している施設です。大手企業の待遇面は平均値よりも高い場合が多く、かつキャリアアップのための人事制度や研修、福利厚生が充実しています。長期にわたって安心して勤務できる環境が整っています。
一人ひとりに合わせたきめ細かなサービスは、民間企業の運営ならでは。介護に関する幅広い知識を習得し、介護職としてステップアップしたい方、安定して長期間にわたってキャリアを積んでいきたい方にぴったりです。
グループホームは、比較的、軽度の認知症患者も受け入れる共同生活介護の場です。一般的には最大9名までを1ユニットとし、家事などを共同で行いながら生活します。認知症の進行を遅らせるため、介助者も家族のような関わり方をするのが特徴です。
待遇はグループホームを運営している企業によって異なります。全体的に決して高待遇とは言えない施設形態ではあるものの、過度な残業や休日出勤も少なめということを考えれば、ワークライフバランスのとりやすい環境であるともいえます。
グループホームは、少人数のグループに担当者がついて日常をともにする形なので、一人ひとりに寄り添ったケアができます。また、ゆくゆくは大型施設で働きたいと考えている方や、認知症ケアに興味がある人にとっては、働きながら学べる環境です。
デイサービスは、在宅介護を受けている高齢者に、日帰りで食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを提供する施設です。夜間の預かりを実施している施設もありますが、基本的には昼間の利用が中心で、自宅までの送迎も行います。
デイサービスは、24時間体制の施設ではないので、夜勤が難しい方でも働きやすい環境です。夜勤がある施設と比較した場合、給料は低めですが、介護福祉士などの資格を保有している方には手当の支給があるケースもあります。
一部の施設を除いて、夜勤がなく、日中に仕事を終えられることが最大のメリットです。家事や育児と両立したい人にも向いています。利用者の要介護度が低いので、明るく活発な雰囲気の職場が多いようです。施設によっては土曜や日曜がお休みのところもあります。
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